アドレスホッパーと賃貸(持ち家)どっちが得?メリット・デメリットを完全網羅!

アドレスホッパーとは、決まった住所に長期間定住せず、各地の宿泊施設などを転々としながら生活する生活スタイルの事である。

2018年ごろから使われ始め、2019年ごろからテレビなどでも紹介されるようになったフレーズであり、「アドレス」は住所、「ホッパー」は転々とする、という意味である。

決まった住居を持たず、その日その日で宿泊施設などに滞在する生活、とだけ聞けばまるで映画『男はつらいよ』のフーテンの寅さんのような風来坊か、ホームレスのような不安定な生活を想像するかもしれないが、アドレスホッパーは定職を持ちつつも、アドレスホッピングを続けているのである。

アドレスホッパーと賃貸(持ち家)どっちが得?メリット・デメリットを完全網羅!

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アドレスホッパーと賃貸(持ち家)どっちが得?

引用元:https://r25.jp/article/678064709184807861

多種多様な生き方が肯定されるようになった二十一世紀において、住居に対する考え方にも様々なものが生まれている。

その中には特定の住居にずっと住んで家賃やローン、光熱費を払い続けるのは馬鹿らしいという考えもあった。

その代案として挙げられたのが住む場所を転々とするアドレスホッパーと言う選択である。

インターネットなどを介して宿泊施設の情報が容易に入手できるようになり、また、オフィスに出社しなくてもネットワークを通じて仕事ができるような環境が整った現代だからこそ、アドレスホッパーと言う生き方が実現できるようになってきたと言える。

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アドレスホッパーの1ヶ月の生活費は?

住宅費(宿泊費)
食費
交通費
通信費
交際費
税金・保険料

と経費がかかると思います。

住宅費(宿泊費)

賃貸住宅に住む場合、東京23区内における一人暮らし用の物件(ワンルーム・1K・1DK)の相場は6万~10万円で、これに加えて光熱費や水道代を支払う必要があります。(参考:SUUMO)

一方、東京23区内のホテルやゲストハウスだと、ドミトリーの場合は1泊1500円~、シングルルームの場合は1泊2500円~で宿泊することができ、光熱費や水道代もかかりません。(参考:トリバゴ

1ヶ月を30日として計算すると、ドミトリーに宿泊する場合は4万5千円シングルルームに宿泊する場合は7万5千円が、光熱費・水道代も含めた最低限の住宅費であると考えることが出来ます。

以上のように、東京23区内に暮らす場合には、賃貸住宅に住むよりもアドレスホッパーとして生活する方が、住宅費を低く抑えることが出来るとわかります。

食費

アドレスホッパーとして生活する場合には、外食やお弁当中心の食生活になることも考える必要があると思います。

その場合には、1食当たり最低でも700~1000円ほどの出費が必要であると考え、1日当たり2000~3000円、1ヶ月に換算すると6万~9万円の食費を見積もっておくのが良いかと思います。

また、お弁当よりもレストランなどで外食する割合が高い場合には、1ヶ月あたり9万円以上の食費が必要です。

一方、ホステルやゲストハウスの中には共同のキッチンが設置されている場合も多いので、それを利用して自炊中心の生活を送れば、1ヶ月当たりの食費を6万円以下に抑えることも可能です。

交通費

「はたらく未来研究所」による調査の結果では、日本における1ヶ月当たりの定期代の平均は約1万5千円であるとされています。

これに加えて休日にもどこかへ出かけることを考えると、1ヶ月当たりに必要な最低限の交通費は2万~3万円と見積もることが出来ます。

なお、アドレスホッパーとして生活する場合には、住宅費を安く抑えながら会社近くのホテルやゲストハウスに宿泊することが出来るので、通常よりも通勤にかかる交通費を節約することが可能です。

通信費

契約内容にもよりますが、「ドコモ」「au」「ソフトバンク」といった大手キャリアの場合、1ヶ月当たりの通信費の平均は約7000円であるとされています。(端末料金を除く)

一方、格安SIMを同様の契約内容で利用した場合には、1ヶ月当たりの通信費の相場は約3000円となっています。(参考:UQモバイル

また、一般的なホテルやゲストハウスではWiFiが利用可能ですが、確実にインターネットに接続したい場合には、テザリングを行うか、ポケットWiFiを利用する必要があります。

ポケットWiFiを利用する場合には、上記のスマホ料金に加えて1ヶ月当たり3000円ほどの利用料を支払う必要があります。

「スマホ+ポケットWiFi」を利用すると仮定して見積もると、大手キャリアの場合は1ヶ月当たり1万円格安SIMの場合は1ヶ月当たり6000円の通信費が必要となります。

交際費

「SUUMO」の調査によると、20代社会人における交際費の平均は、1ヶ月当たり約1万円であるとされています。

月々に必要な交際費は人によって大きく異なると思いますが、1ヶ月当たり1万円の交際費を支出すると考えておけば、周囲の人とそれほど変わらない生活が送れるかと思います。

税金・保険料

月々に必要な税金や保険料の額は、収入や働き方によって大きく変わります。

上に挙げた各支出を基に計算すると、アドレスホッパーに最低限必要な月々の生活費は、税金・保険料を除いて15万円ほどであると見積もることが出来ます。

つまり、このことから「手取り月収が15万円あればアドレスホッパーとして生活することは可能」であるといえます。

正社員として働いている場合には、税金・保険料が給料から天引きされるので、ここでは「フリーランスとして働いた場合に、手取り月収15万円を手にするための収入と税金・保険料」を考えてみたいと思います。

「スモビバ!」のシミュレーションを用いて計算すると、東京23区ではフリーランス月収が22万円になると、手取り月収が15万円以上になることがわかります。(青色申告の場合)

以下が、フリーランス月収22万円の時に必要な税金・保険料の内訳です。

月額
所得税 10,917円
住民税 19,667円
国民健康保険料 21,750円
国民年金保険料 16,420円
合計 68,754円

手取り月収が15万円あればアドレスホッパーになれる

アドレスホッパーとなるために最低限必要な月収を計算すると、「手取り月収15万円」が妥当な金額であると結論することが出来ます。

フリーランスとして働く場合を考えると、手取り月収15万円を手にするには月々22万円以上の収入を稼ぎ出す必要があります。

フリーランスのアドレスホッパーが最低限必要とする生活費の目安は以下の通りです。

支出内約 金額
住宅費 45000円
食費 60000円
交通費 20000円
通信費 10000円
交際費 10000円
税金・保険料 69000円
合計 214000円

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賃貸(持ち家)の1ヶ月の生活費は?

家賃

家賃は一人暮らしの家計の中でも大きな割合を占め、毎月必ず決まって同じ金額が出ていく固定費です。一般的に駅から近いと家賃が高く、離れると少し安くなります。

理想や条件だけでなく、家を選ぶ際は、この先、数年間払い続けることができるかを検討して決めるといいでしょう。

食費

食費は節約が可能な費用です。とはいえ、健康を維持するために気を使いたいところでもあります。自炊をし、外食や中食を減らすことで、かなり節約ができるはず。

きちんと食事を摂取しないと、医療費にお金がかかることもあるので、バランスを考えて上手に節約したいものです。

水道光熱費

水道光熱費とは、電気・ガス・上下水道にかかる費用のことです。それぞれ無駄遣いをしないことで節約も可能です。

ただし、電気代は、部屋が大きくなれば、照明の数が増えたり、エアコンの容量が大きくなったりするので増える傾向にあります。

また、ガス代は料理やお風呂の頻度によるほか、キッチンがIH(電気)の場合は電気代に影響することもあります。

電気をつけっぱなしや、水の流しっぱなしなど注意することで多少は節約することができます。

貯蓄・保険

貯金をしたいなら、”先取り貯金”がおすすめです。これは余ったら貯金に回すのではなく、すぐには引き出せない口座に先に貯金し、残りを手取りと考えて生活する方法。

また、保険は、いざという時のまとまったお金がないときにこそ、加入しておきたいもの。掛け捨ての安い商品でも大丈夫。

国民保険などとあわせて利用できればいざというときも安心です。

通信費

通信費が家計を圧迫する人がいるくらい、スマホやタブレットの通信にかかる費用が家計に占める割合は年々増加傾向にあります。

「見直しが面倒だから」と無駄に支払っている通信費があるかもしれません。

いわゆる格安SIMなどより通信費が安い会社を探してみる方法もありますし、プランを見直してみるのもいいかもしれません。

交際費

交際費は、世間との付き合いのために使う費用です。

円滑なコミュニケーションのために、大事な費用ではありますが、月々で優先順位などを考え、予算を検討するなど、限度を設けてもいいのではないでしょうか。

その他

上記の出費のほか、旅費交通費、医療費、冠婚葬祭費、日用品、趣味娯楽、被服など、支出項目はありますが、毎月決まって出るわけではない項目はひとまとめにして、少し余裕をもたせた金額で出費などの計画をするといいでしょう。

たとえば、病院にかかったときは衣服を買うのを我慢する、冠婚葬祭の予定がある時は、お金のかからない遊び方をするなど、やりくりの調整を心がけましょう。

最低いくらあれば一人暮らしできる?これだけは欲しい年収・月収
毎月かかる費用をもとにライフスタイルを仮想シミュレーションしてみましょう。大きくA~Cに分類してみました。あなたの理想に近いライフスタイルはどれでしょうか?

スタイルA

かなり節約頑張りスタイル社会人2年目男性。東京の学生街で風呂なしの部屋に住む。出勤前にスポーツジムに通ってシャワーをお風呂代わりに利用している。

愛車は自転車。飲食店でバイトをしていたので料理は得意で自炊する。生命保険は親が掛けてくれているが、貯蓄だけは自分でする。投資の勉強も始めた。

スタイルB

ほどほど節約スタイル社会人3年目女性。住まいは治安重視でオートロックや周辺環境にこだわった。

制服がある会社なので、プライベートのおしゃれは少ないアイテムでも組み合わせや小物で勝負。

料理が好きで基本自炊。友人ともホームパーティーを楽しんでいる。5年後に計画している海外短期留学に向けて貯金も頑張っている。

スタイルC

プチ余裕スタイル社会人5年目男性。時は金なりがモットー。通勤にかかる時間を短くしたいので会社からも近く、駅からの距離も重視した住まいを選んだ。

家にあまりいないので光熱費は少ない。外回りの仕事なので、外食が多い。仕事にも慣れてきて、プライベートでは趣味を楽しめる余裕が出てきた。

結婚資金も貯めたい。さらに給与天引きの貯蓄の他に投資も始めた。

<生活費の試算>
スタイルA~Cのライフスタイルシミュレーションから、それぞれの生活費をおおよそ試算してみました。
ライフスタイル
A
かなり節約頑張りスタイル
B
ほどほど節約スタイル
C
プチ余裕スタイル
支出項目 (円) 支出に占める割合 (円) 支出に占める割合 (円) 支出に占める割合
1.家賃 40,000 29% 55,000 32% 85,000 34%
2.食費 30,000 22% 25,000 15% 45,000 18%
3.光熱費 5,000 4% 10,000 6% 7,000 3%
4.通信費 3,000 2% 7,000 4% 10,000 4%
5.交際費 10,000 7% 20,000 12% 30,000 12%
6.貯蓄・保険 15,000 11% 20,000 12% 30,000 12%
7.その他 35,000 25% 35,000 20% 40,000 16%
支出合計/月 138,000 100% 172,000 100% 247,000 100%
支出合計/年 1,656,000 2,064,000 2,964,000
この暮らしに必要な年収の目安
(ボーナス無)
2,070,000 2,580,000 3,705,000

一概には言えませんが、アドレスホッパーで約22万円。賃貸一人暮らしで、14万〜25万円となります。

アドレスホッパーと賃貸一人暮らしでは、生活基準次第で変わってきそうですね。

どちらがお得かは節約次第なところはありますが、それほど大きな差はなさそうな気がしますね。

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