保森千枝(クリコ)のwikiプロフィールと経歴は?旦那さんへの思いとは・・・

保森千枝(クリコ)さんのwikiプロフィールと経歴や子供がいるのかが気になります。食べることは生きること、それは夫の介護食作りから、始まったという。

旦那さんが口の中にガンが出来て、食べ物を食べることが困難になり、保森千枝さんは介護食アドバイザーとして活動する。

保森千枝さんの旦那さんに対しての思いとは・・・

保森千枝について調べてみましたので、ぜひご覧下さい!

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目次

保森千枝のwikiプロフィールと経歴を紹介

引用元:https://mainichi.jp/articles/20181216/ddm/041/040/060000c

プロフィールと経歴

やすもり・ちえ―昭和35年東京都生まれ。平成10年自宅にサロンスタイルのイタリア料理教室「クチーナ・クリコ」を開設。

21年和食料理教室開設。23年口腔底がんの手術により噛む力を失った夫のために、独学で介護食づくりを始める。

28年WEBサイト「クリコ流 ふわふわ希望ごはん」の運営開始。26年介護食アドバイザーの資格を取得。著書に『希望のごはん』『噛む力が弱った人のおいしい長生きごはん』がある。クリコは夫がつけた愛称。

「クリコ」の愛称で介護食アドバイザーとして活躍される保森千枝さん。2011年に口腔底がんを患い、噛む力を失ったご主人のために介護食をつくり始められました。

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介護食をご紹介

ふわふわ鶏団子のカレーライス

「鶏団子」と、市販のカレールウで作るチキンカレー。
とろとろ、ふわふわな鶏団子はカレーにもよく合います。もちろん、自家製のルウでもOK。リピート間違いナシの定番メニューです。

<材料1人分>
鶏団子・・・5個
ご飯・・・・・・・・・・・・・・・適量
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・40g
じゃがいも・・・・・・・・・・・・20g
人参・・・・・・・・・・・・・・・10g
水・・・・・・・・・・・・・・・・150cc
好みのカレーのルウ・・・・・・・・1人分
サラダ油・・・・・・・・・・・・・適量

<作り方>
①玉ねぎ、じゃがいも、人参の皮をむき、すべて1cm角に切る。じゃがいもは水にさらしたあと水気をよく切る。

②フライパンにサラダ油を熱し、①を炒め、水を加えて、弱火で野菜がとろとろにやわらかくなるまで煮る。水分が減ったら水を適宜足す。

③いったん火を止め、②にカレールウを割り入れて溶かし、再び弱火で、とろみがつくまで煮込む。

④最後に「鶏団子(茹でて加熱済みのもの)」を入れて、弱火で煮て火を通す。

⑤器にご飯を盛り、④のカレーをかける。

鶏団子を小分け冷凍してある場合は、凍ったまま鍋に入れます。

ご飯のやわらかさ、野菜の大きさは、食べる人の噛む力と飲み込む力にあわせて加減しましょう。

お麩のオニオングラタン

お麩を使ったオニオングラタンは、パンが食べにくい方でも楽に噛むことができます。
飴色に炒めた玉ねぎの甘みとチーズのコクをぜひお楽しみください。

<材料1人分>
お麩・・・・・・・・・・・・・6枚
飴色玉ねぎ・・・・・・・・・・40g
チキンブイヨンの素 ・・・・・・3g
水・・・・・・・・・・・・・・150cc
パルメザンチーズ・・・・・・・適宜

<作り方>
①耐熱容器に水、ブイヨンの素、飴色玉ねぎを入れ、600Wの電子レンジで約2分加熱する。

②お麩を容器に入れる。お麩がスープを充分吸ったところで、パルメザンチーズをかけオーブントースターで焼き色が付くまで焼く。

お麩のフレンチトースト リンゴのコンポート添え

パンが食べづらいという方でも、卵液を充分に含んでしっとりとやわらかくなったお麩のフレンチトーストでしたら、とても 噛みやすくおいしく召し上がれます。

ジャムやバナナなどのやわらかいフルーツ、アイスクリーム、ホイップクリーム、ハチミ ツ、メープルシロップ、シナモンなどをお好みで添えていただくと、いろいろなバリエーションをお楽しみいただけます。

<材料 1人分>
お麩・・・・・・・・・・・・・・・8個
卵・・・・・・・・・・・・・・・・1個
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・60cc
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・10g
バニラエッセンス・・・・・・・・・少々
オリーブ油(サラダ油でもよい)・・大匙1
バター・・・・・・・・・・・・・・小匙1
粉砂糖・・・・・・・・・・・・・・適量

リンゴのコンポートの材料
リンゴ・・・・・・・・・・1個
レモン汁・・・・・・・・・1個分
本みりん・・・・・・・・・300ml
水・・・・・・・・・・・・150ml
リキュール・・・・・・・・少々

<作り方>

リンゴのコンポートを作る

①リンゴは皮付きのまま縦4等分に切り芯を取り除く。さらに縦2〜3等分に切る。

②リキュール以外を鍋に入れ、中火にかける。

③煮立ったら火を弱め、クッキングシートで落としぶたをして、約30〜40分ゆっくり煮る。

④火を止めて、リキュールを入れてそのまま冷ます。

⑤リンゴのコンポートを細かく刻む。食べにくい場合は、皮を取り除く。

フレンチトーストを作る

⑥卵をよく溶き、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを加え混ぜ卵液を作り、バットに入れる。

⑦お麩を卵液に浸け、途中返して両面からじっくり卵液を充分に吸わす。

⑧フライパンにオリーブ油を入れ弱火にかけ、お麩を入れて両面をこんがりと焼く。

⑨最後にバター少々を加え、香りを付ける。

⑩皿にフレンチトーストを盛り付け、粉砂糖を茶こしでふる。

⑪刻んだリンゴのコンポートを盛り付け、シロップ(コンポートの煮汁)を回しかける。

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旦那さんに対しての思いとは・・・

引用元:https://www.asahi.com/articles/ASKC90FYXKC8UTFL022.html

とんかつなど主人の好物を工夫を凝らしてつくっている時は本当にワクワクしたという。

主人が食べることが大好きだったこともあり、入院時に7キロ落ちてしまった体重は、何と5か月で元通り。これには病院の先生たちが目を見開いて驚いていたそうです。

体重が増えるということは体力がつくということで、日に日に元気になっていき、目も驚くほど輝き出しました。

その主人の姿を見て、「食べることは生きること」だと学ばせてもらったそうです。

(食べることは生きること。)

それまでも主人に食事をつくっていましたし、料理教室で指導もしていましたが、その時はおいしさや楽しさばかりが中心で、食べる意味について考えたことはなかったんです。と語る。

主人が病気になって初めて、「食べるとは」と考えるようになりましたと言っています。

食べることが何より好きな、料理研究家のクリコさんこと保森千枝さん夫婦。だが2012年、夫のアキオさんを病魔が襲った。口腔(こうくう)底がん。

手術で舌の一部を含む口の中の大部分を切除し、残ったのは奥歯一本だけ。下あごにも麻痺が残った。

術後の点滴生活を終え、やっと出された食事は、水のような20倍がゆに、魚のすり身をどろどろにした流動食。

1カ月近く続いた点滴で7キロも痩せてしまったアキオさん。たくさん食べて回復してほしいクリコさんの思いとは裏腹に、アキオさんの食は進まなかった。

「どうして食べられないの?」

夫を責めつつ、自分でも一口味見してみる。見た目以上に、おいしくなかった。さらに、下あごが麻痺しているため、食べるのも容易ではない。

スプーンを口に運ぶごとに流し込めているか確認しなくてはならず、1食1時間半近くかかった。

「退院したら、私が3食、おいしいものを食べさせないと」思ったそうですね。

クリコさんは使命感に燃えたが、介護食づくりは想像以上に大変だった。病院にアドバイスも求めたが、摂食嚥下(えんげ)の専門家は、「嚥下には問題がないので、軟らかいものなら何でもいいですよ」の一言のみ。

書店を探しても、使えそうなレシピ本はほとんどない。市販の介護食も試してはみたが、口に入れた途端、アキオさんは「うっ」と渋い顔。こちらも、頼れそうにない。

調べるうちに、きゅうりのようにペタペタ張り付くものや、サラサラしすぎるものは胃ではなく気管に入り、詰まってしまう危険性があると知った。

その日によって、口の中の状態が変わり、のみ込める硬さが変化することも徐々に分かった。

「そもそも“介護食”という言葉自体、自分で調べて初めて知ったんです。病院は治療が優先で仕方ないのは分かるのですが、もう少し適切なアドバイスをもらえていたら……」

とクリコさん。安全にのみ込めて、かつ見た目にも食欲がわく、おいしい介護食をつくれないか──試行錯誤の末に生まれたのが、ひき肉に山芋や豆腐、お麩(ふ)などを混ぜて成形した「ふわふわシート肉」だ。

味と形を保ちつつ、舌と上あごでつぶせるほど軟らかい。初めは棒棒鶏(バンバンジー)にして食卓に出した。

アキオさんは「これ、僕も食べられるの?」と半信半疑だったが、口に運ぶなり満面の笑みで、

「クリコ、天才!!」

このふわふわシートを応用して、焼き肉やトンカツ、エビフライ、エビチリ、グラタン……。どれもアキオさんの大好物だ。

メニューを聞いただけでは、およそ介護食とは思えないラインアップに、アキオさんは「これも食べられるの!?」と驚き、「おいしい」と子どものように喜んだ。

旦那さんが病気になられたからこそ、介護食について本気で考えられたんでしょうね。旦那様は亡くなられたそうですが、これからも「介護食」について追求される事でしょう。

食べられなかった人が食べられるようになる事で、長生きでき、幸せになれるんでしょうね。

病院では味わえない、おいしい介護食を作っていってほしいですね!

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まとめ

旦那様が病気になって初めて介護食について考えられたんだと思います。このように食べられない方は多いはずです。

保森千枝(クリコ)さんは介護食アドバイザーとして、これからも患者さんのために頑張って頂きたいですね。応援してます。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

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