水野仁輔のnoteにカレーの全てが!?インスタでスパイスレッスン?プロフィールと経歴は?水野仁輔さんのカレーへのこだわりがハンパないんです。
カレー研究家でカレーのレシピ集やカレー店ガイドなどを多数著す。出張料理ユニット「東京カリ〜番長」では調理主任をつとめていた。影響力の強いカレー伝道師のひとりである。
水野仁輔さんについて知らない方にわかる範囲で紹介していきたいと思いますので、ぜひご覧下さい。
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目次
水野仁輔のプロフィールと経歴を紹介
1974年、静岡県浜松市に生まれる。明治大学進学をきっかけに上京し、明大前に11年間住む。大学時代は写真に熱中していたという。
上京したのちも、それまで好きだった浜松市の「ボンベイ」の味が忘れられず、似た味のカレー店はないかと食べ歩いた。
これがカレーに詳しくなるきっかけになったという。インド料理店でのアルバイトも経験した。
その後、広告代理店のアサツーディ・ケイに入社。社会人1年生の1999年、知り合いを30人ほど集めて公園でカレーを食べるというイベントを行い、成功をおさめた。
これに味をしめ、その後毎月、東京23区を転々とするカレーイベントを行った。これが東京カリ〜番長結成につながった。
オリジナルメンバー4人が揃ったのはイベントを始めてから1年半後である。おなじく2年後に東京23区制覇を達成。
グループはメンバーを増やしつつ(現在7人)、全国47都道府県制覇をめざして活動を継続している。
2007年3月、東京タワー内に開店した「東京カレーラボ」にブレーンとして参加。
2016年10月、ほぼ日刊イトイ新聞と共に「カレーの学校」を開校。
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水野仁輔(じんすけ)のnoteにカレーの全てが!?
カレーにレッドチリはどれだけ入れられるか?
・ターメリックパウダー 小さじ1
・コリアンダーパウダー 小さじ2
・レッドチリパウダー 小さじ3
4人分に対して、ターメリックが小さじ1は納得。コリアンダーが小さじ2は、ホールスパイスや他に使うスパイスも考慮すれば、すんなり受け入れられる量。
問題は、最後のひとつである。レッドチリが小さじ3。小さじ3と書いてあるが、「=大さじ1」である。レッドチリ、大さじ1だって!? 激辛カレーになっちゃう……。
ちなみに僕は辛いカレーは結構好きだが、それほど辛味に強いほうではない。
パウダースパイスの総合計が小さじ6(大さじ2)というのは、適量と言える。
ホールスパイスをいくつか使っている(しかも、チリとペッパー!)ため、総量小さじ8換算でブレンディングする僕のスパイスメソッド(スパイスパズル)的な解釈で言えば、文句なしの分量ということになる。
配合は極めて個性的だが、おいしくできるに違いないレシピと言える。具体的にパズルのピースで表せばピースA×1枠分だけが足りないことになる。
↓
・ピースA(小さじ1/2 orホールスパイス枠)……レッドチリホール、ブラックペッパーホール、クミンシード 計3種
・ピースB(小さじ1)……ターメリックパウダー、レッドチリパウダー 計2種
・ピースC(小さじ2)……コリアンダーパウダー、レッドチリパウダー 計2種
雑誌『RiCE』の出版記念トークイベントを開催したとき、同誌のカレー特集でレシピを公開していた埼玉『negombo33』のポークビンダルーを再現しようという話になった。
当日、約40~50食分の仕込みをするにあたって、4人分で表記されたレシピを確認したのだ。これ、大丈夫かな……。
正直、そう思った。お客さんが食べられないほどの辛口カレーになってしまったら。
まあ、それが後悔されているレシピなのだから、食べられないほど辛ければ辛いでイベントとしては盛上がる、かも。
ともかく、他人のレシピだから勝手にアレンジすることなく、表記通りの量でカレーを作った。
さっと茹でて余計な脂を取り除き、大ぶりに切った豚バラ肉の塊をヨーグルトとパウダースパイスなどでマリネする。
仕込み場で、マリネされた肉を鍋にあけた瞬間から、レッドチリの香ばしい香りを強烈に感じる。おお、予想通り、辛そうだ。
レシピでは、肉をマリネ液と水と共に1時間ほど煮込むことになっている。その間に別の鍋で玉ねぎを炒めてベースを作る。
後半に煮込みスープを少しずつベースに混ぜ合わせてのばしながら、最終的にすべてを合わせ、しばらく煮込む。
仕込みの間じゅう、レッドチリの香りに包まれていたのだが、いつの間にか、鼻が慣れてきたせいか、それほどツンとする香りが気にならなくなってきた。
ポークビンダルーは無事、完成した。食べてみると、予想通り、辛い。でも、辛いだけでなく、辛くておいしいのだ。
一緒に仕込みをしていたスタッフたちも口々に、「辛い、うまい」を繰り返している。不思議だったのは、僕のモノサシ的にいえば、4人分に「小さじ3=大さじ1」のレッドチリを加えたレベルの辛さではなく、かなり和らいで感じていたということ。
なぜかはわからない。
イベント現場には、『negombo33』のオーナーシェフ、山田さんが遊びに来てくれていたので、ライブクッキングでは活躍してもらった。
僕は自分のトークの出番が終わった後、料理を続ける山田さんの横に行き、ボソボソ、ブツブツとレッドチリの話を切り出した。
「あんなに入れて大丈夫? と思ったけど、不思議と辛味はそこまで感じませんね」
「そうですよね」
「なぜなんでしょうね?」
「なぜなんでしょうね……」
煮込み時間によるものかもしれないし、酸味が割と強いカレーだから、酸味(酢、ヨーグルト、赤ワイン使用)とのバランスで辛味が和らいでいるのかもしれない。
ともかく、4人分で大さじ1のレッドチリを加えても大丈夫なカレーがあることを知ったのは、とても大きな収穫となった。
スパイスを楽しむ生活が始まる!基本のチキンカレーの作り方
シンプルなのに味わい深いチキンカレーです。ホールスパイスとパウダースパイスのタイミングを分けるのがコツ。「自分でできた!」という感動をぜひ体験してください。
【材料】
紅花油(または植物油) 大さじ3
はじめのスパイス(ホールスパイス)
・シナモン 1本
・フェンネルシード 小さじ1/2
・クローブ 6粒
・メース ふたつまみ
玉ねぎ(スライス) 中1個
塩 小さじ1
にんにく(すりおろし) 1片
しょうが(すりおろし) 2片
トマトピューレ 大さじ3
中心のスパイス(パウダースパイス)
・コリアンダー 大さじ1強
・カルダモン 小さじ1
・パプリカ 小さじ1弱
・ローステッドクミン 小さじ1/2強
・ターメリック 小さじ1/2強
・フェヌグリーク 小さじ1/2
プレーンヨーグルト 100g
鶏もも肉(ひと口大) 500g
水 200~250ml
香菜(あれば・ざく切り) 1/2カップ
生クリーム(あれば) 大さじ2~3
【作り方】
1. 鍋に油を中火で熱し、はじめのスパイス(ホールスパイス)を加えて炒める。
2. 玉ねぎと半量の塩を加えてきつね色になるまで炒める。にんにく、しょうがと100mlほどの水(分量外)を加えて中火のまま、水分と青臭い香りが飛ぶまで炒める。
3. トマトピューレを加えてさっと混ぜ合わせる。
4. 火を弱めて、中心のスパイス(パウダースパイス)と残りの塩を加えて炒める。プレーンヨーグルトを混ぜ合わせる。
5. 鶏肉を加えて中火に戻し、表面全体が色づくまで炒める。
6. 火を強め、水を2回に分けて加えて、その都度ポコポコとするまで煮立てる。ふたをせず弱火で20分ほど煮込む。
7. 生クリームと香菜を加えて混ぜ合わせ、中火で3~5分ほど煮る。
とても美味しそうですよね?一部紹介させていただきましたが、ぜひ参考にしてみて下さいね!
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インスタでスパイスレッスン?
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まとめ
水野仁輔のnoteにカレーの全てが!?インスタでスパイスレッスン?プロフィールと経歴は?水野仁輔さんのカレーへのこだわりがハンパないんです。
カレー研究家でカレーのレシピ集やカレー店ガイドなどを多数著す。出張料理ユニット「東京カリ〜番長」では調理主任をつとめていた。影響力の強いカレー伝道師のひとりである。
カレーマニアの水野仁輔さんの今後の活躍が気になります。
頑張っていただきたいと思いますね。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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