ナルコレプシー(居眠り病)の改善方法や原因は？居眠りは病気だった!? 【仰天ニュース】

2020年1月28日「ザ！世界仰天ニュース」で取り上げられていた、ナルコレプシー。

みなさんはご存知でしょうか？

突如、眠気がきてしまい、我慢できずに寝てしまう病気です。

そんなナルコレプシーの原因や改善方法はあるのでしょうか？誰もが居眠りという現象はあると思います。

なので、病気と気づけずにいる方は多いと思います。

ナルコレプシー(居眠り病)の改善方法や原因は？居眠りは病気だった!? 【仰天ニュース】

調べていきたいと思いますので、ぜひご覧下さい！

居眠りは病気だった!?

ナルコレプシーの方はオレキシンの量が非常に少ないことから起こるそうです。

症状は睡眠時間にかかわらず現れる。眠気の強さは2〜3日間寝ていない時ほどだという。みなさんも想像できると思いますが、我慢できるレベルではない事は理解できますよね？

居眠り病とは医学用語ではナルコレプシーと呼ばれ、日中に場所や状況にかかわらず、強い眠気に襲われ眠ってしまう脳疾患です。

15歳前後から発症することが多くみられます。本人が病気であることに気づきにくく、周囲からは怠け者という目で見られ社会的信用失ってしまいます。

さらに、刃物を使っている最中や、自動車の運転中などに眠ってしまう危険性があることに注意しましょう。

居眠り病の症状とは、端的に言うと、昼夜関係なく場所を問わず眠くなってしまうというものです。

例えば大切なテスト中であっても、会議中であっても、はたまたやっと告白してOKがもらえた恋人とのデートの最中であってもお構いなしに睡魔が襲ってきてしまいます。

そしてまた厄介なのは、一旦寝て起きてもまた眠たくなってしまうのです。寝た気でいてずっと眠たいのが特徴です。

では改善方法や原因はなんなのか？と気になりますよね？

ナルコレプシー(居眠り病)の改善方法や原因は？

居眠り病の原因として、遺伝子やストレス、それに特定のたんぱく質の不足などが考えられています。

いわゆる赤血球の血液型にはABO型がありますが、白血球にも血液型がありこの病気の患者さんは白血球に特定の遺伝子を持つことがわかっています。

またストレスが加わると発症しやすくなったり、この病気の患者さんでは脳や脊髄の中の特定のたんぱく質濃度が低いこともわかっています。

規則正しい時間に睡眠をとるようにすれば、居眠り病を克服することが出来ます。

規則正しい睡眠をしても眠くなる時は、10分ほど昼寝をすることで眠気を完全に取り除く事が出来ます。

短い時間の睡眠なので、昼休みや休憩時間を利用して眠気を解消することが可能です。症状が重い時は中枢神経刺激薬を使った治療法を受ける事で、眠気とめまいを治すことが出来ます。

ナルコレプシーの方はオレキシンの量が非常に少ないことから起こるという事なので、オレキシンが配合されたお薬を摂取すれば改善されるそうなので、心当たりのある方は医師に相談してみてくださいね。

日本ナルコレプシー協会理事の駒沢典子さんは、なるべく早期発見・早期治療がとても大切だという。

駒沢典子は居眠りだけにはとどまらず、テンションが上がって、しかも笑っているときに体に力が入らず倒れ込んでしまうという症状も出ていました。

ひどい時は自転車に乗ってる時に寝てしまい、電柱に突撃なんてこともよくあったそうですね。

他には信号待ちの間、立っていながら居眠りなんてことも・・・

怖いですよね？どれだけ寝ても眠いのは、もしかしたら病気かもしれません。もし心当たりがある方はすぐに病院に行ってくださいね！

日本ナルコレプシー協会とは？

病気の理解を広げ、傷つく人を減らしたい！そんな思いで日本ナルコレプシー協会を立ち上げたんでしょうね。

日本ナルコレプシー協会は「患者の交流やナルコレプシーの啓発をする」

睡眠障害には５人に１人といわれる不眠症ほどではありませんがその反対の過眠症も少なくありません。

過眠症は昼間耐え難い眠気のため、時と場所に関係なく繰り返し居眠りをしてしまうことから、病気というより「怠け者」「不真面目」などととられてしまいがちです。

ナルコレプシーは過眠症のひとつで、罹患率は１万人あたり3～18人、発病年齢は１０才台で特に中学・高校生の頃に集中していることが明らかになっております。
ナルコレプシーにかかると、長年にわたり次のような症状があります
・日中に猛烈な眠気に襲われ１日に何回も居眠りを繰り返す
・得意になったときや喜怒哀楽の激しいときに急に首や手足の力が抜ける
・眠りに入る時怖い夢を見たり体を動かそうとしても動かせなくなる

現時点ではまだ根治的な治療法は見つかっていませんが、正しい診断と適切な治療を受けることによりほぼ普通の日常生活が可能になります。

しかし残念なことに専門医が非常に少なく正しい診断・治療が受けられなかったり本人が体質的なものと思いこみ病気という認識がなかったりして発病してから適切な診断を受けるまで実に15～20年もかかっているのです。

もしあなたあるいはあなたの知っておられる方がまだ治療を受けておられない場合は、一日も早く専門医を訪れ診断・治療を受けられることをおすすめします。

ナルコレプシーの持つ特有の症状とそれに伴う長年の悩みは同じ経験をした者でないと本当に理解してもらえない点があります。

日本ナルコレプシー協会の前身のなるこ会は昭和４２年に発足し・会員相互の親睦と社会生活の向上支援・社会的啓蒙活動の推進、早期発見・早期治療の促進・治療・研究への協力を目的として地道な活動をしてきましたが、平成１６年１０月、特定非営利活動法人（ＮＰＯ）『日本ナルコレプシー協会』（　略称『ＮＰＯなるこ会』）として新たに発足いたしました。

ＮＰＯなるこ会は目的を『ナルコレプシー及び関連過眠症患者とその家族等に対して、より治療が受け易く、患者が安心して生活出来る社会作りをすすめ、医療の発展に寄与すること』としており前記の各項目をさらに充実させて行く予定です。

引き続き皆様のご支援をよろしくお願いします。
特定非営利活動法人　日本ナルコレプシー協会（略称ＮＰＯなるこ会）
理事長　　白　倉　　昌　夫